函商五稜ヶ丘新記念碑除幕式(2006年7月4日)

函館商業高校(三浦法久校長)創立120周年記念協賛会(会長・小田桐隆三同窓会長)は記念事業の一環として、
五稜郭町の旧校舎跡に30年前に建てた「五稜郭校舎跡モニュメント(函商五稜ヶ丘記念碑)」の修復を行い、
7月4日に50名が出席して新記念碑の除幕式を行いました。

函商は1886年(明治19年)9月に函館商業学校として創立。函館市元町い開校し、1922年(大正11年)に
函館区亀田村五稜郭通(現・函館市五稜郭町)に移転。1970年に現在の函館市昭和1丁目に移るまでに、
約2万人が五稜郭の校舎から巣立ちました。同記念碑は1976年に創立90周年を記念して建てられました。
五稜郭校舎の正門の門柱を活用したもので、門の間に鉄製の扉を閉じた状態でとりつけ、さらに扉に 
「マーキュリー」の愛称で呼ばれる校章と、「五稜ヶ丘よ永遠に」と書かれたプレートをつけていました。
30年の歳月がたち、鉄の部分が腐食し、同窓会員より修復の要望が出ており、門柱はそのまま生かし、
扉と同じ形に加工した御影石を取り付け、裏面には同窓生 渡辺熊四郎(旧14回)さんの
「栄光の年輪それは嗚呼母校だ」という言葉を刻みました。
渡辺熊四郎さんの言葉を揮毫した早坂秀男(旧45回)さんは「大先輩がこの言葉に込めた気持ちを
残せるように書きました」とお話されておりました。
小田桐会長が「準備を進めてきて函商卒業生の絆の強さを感じました。みなさま一人一人の
お力で新しい記念碑ができました」と挨拶された後、校歌を聴き、
出席者全員でひもを引いて新記念碑の序幕を行いました。


新記念碑(表面)

新記念碑(裏面)

7月2日の掃除の様子
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除幕式に参加の皆さん
記念撮影

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